(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2012
目次
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作品名 | 公開年 | TSUTAYA TV/DISCAS |
1993年 | 〇 | |
1994年 | 〇 | |
1995年 | 〇 | |
1996年 | 〇 | |
1997年 | 〇 | |
1998年 | 〇 | |
1999年 | 〇 | |
2000年 | 〇 | |
2001年 | 〇 | |
2002年 | 〇 | |
2003年 | 〇 | |
2004年 | 〇 | |
2005年 | 〇 | |
2006年 | 〇 | |
2007年 | 〇 | |
2008年 | 〇 | |
2009年 | 〇 | |
2010年 | 〇 | |
2011年 | 〇 | |
2012年 | 〇 | |
2013年 | 〇 | |
2014年 | 〇 | |
2015年 | 〇 | |
2016年 | 〇 | |
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映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』あらすじ・ネタバレ・出演キャストなどの作品概要
2012年4月14日公開のアニメーション映画。
クレヨンしんちゃん映画化20周年記念、20作目の作品。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』のあらすじ・ネタバレ
・謎のUFO登場
ある日の野原家。
嬉しそうにプリンを食べようとしていたしんのすけに、ひまわりが「欲しい」と訴える。
しんのすけはみさえに言われて、仕方なく少しだけ分けてあげますが、少ししかわけてくれなかった事不満に思ったひまわりは、しんのすけの目を盗んで、全部食べてしまう。
怒ったしんのすけにひまわりは泣き出し、しんのすけはみさえに「お兄ちゃんなんだから」と叱られてしまう。
そして、しんのすけは「お兄ちゃんなんかやめてやる」と叫ぶ。
そんな野原家に、宅配業者の恰好をした謎の男二人組が突然入り込んできた。
そしてひまわりを確認した後、ひまわりの名付け親であるしんのすけに、ある契約書のサインを要求する。
しんのすけは思わずサインしてしまい、訳が分からないまま野原家はなぜかUFOに乗せられる。
・ヒマワリ星とヒママター
そして、UFOの中で詳しい事情を聞いたのだ。
地球のちょうど反対側にあるヒマワリ星。
ヒマワリ星には、「ヒママター」という「人間にゆとりをもたらすなごみの力」を生成し、地球へ贈るという役割があった。
そして、最近その「ヒママター」が不足しているため補うためにはひまわりの存在が必要だった。
半信半疑の野原家だがヒマワリ星に到着し、平和な惑星を目の当たりすることで信じるしかなくなってしまった。
ヒマワリ宮殿につくとヒマワリは、イケメンに囲まれドレスを着せられ、至れり尽くせりの状態。
そんなヒマワリをみて、ひろしとみさえは文句も言えず複雑な表情を見せる。
そして、ひろし、みさえ、しんのすけは宮殿の大臣であるサンデー・ゴロネスキーによってヒマワリを残し地球へと返されるのだ。
・異次元空間
ヒマワリがいなくなった事でひろしとみさえはやる気を失い、自分たちからヒマワリに会いに行く方法も分からず途方にくれていた。
しんのすけは幼稚園で、すべてのできごとを風間君たちに話す。
そして、なんとかしんのすけの力になれないかと考えていた風間君たちは公園で、しんのすけが話していた宇宙人を発見し、あとをつけて家を見つけ出す。
急いで野原家へ向かった風間君は、ひろしとみさえ、しんのすけを連れて宇宙人の家へみんなで押しかける。
そけで見つけたのは、地球とヒマワリ星をつなぐトンネルだった。
しんのすけは、急いでそのトンネルの中に入っていった。
トンネルの中は宇宙空間のようになっていて、何度も意識を失いかけるが、しんのすけはヒマワリの事を思いなんとか、ヒマワリ星に行きついた。
・サンデー・ゴロネスキーとの戦い
そして、宮殿へと向かうしんのすけをサンデー・ゴロネスキーの手下たちが襲い掛かってくる。
あとから、到着したひろしとみさえも加わり、対抗します。
そして、ひろしとみさえが食い止めている間に、しんのすけは一人でヒマワリのいる「太陽の間」へと急ぎます。
そこでは、ゴロネスキーがしんのすけを待ち受けていた。
ゴロネスキーはしんのすけに聞きます。
「妹を選ぶか、地球を選ぶか」
しんのすけは「どっちも大事」と叫ぶ。
しんのすけの答えを聞いたゴロネスキーは、手を引いた。
そして、しんのすけとひまわりのおかげで、ヒマワリ星から大量の「ヒママター」が放出され、ひまわりがヒマワリ星にいる必要はなくなったのだ。
そして、地球へ戻るUFOのなかで、仲よくプリンを分け合うしんのすけとヒマワリだった。
・後半のあらすじ
そして、UFOの中で詳しい事情を聞いたのだ。
地球のちょうど反対側にあるヒマワリ星。 ヒマワリ星には、「ヒママター」という「人間にゆとりをもたらすなごみの力」を生成し、地 球へ贈るという役割があった。
そして、最近その「ヒママター」が不足しているため補うために必要なのが、ひまわりの存在 だった。
半信半疑の野原家だが、ヒマワリ星に到着し、平和な惑星を目の当たりすることで信じるしか なくなってしまった。
ヒマワリ宮殿につくとヒマワリは、イケメンに囲まれ、ドレスを着せられ、至れり尽くせりの 状態。 そんなヒマワリをみて、ひろしとみさえは文句も言えず複雑な表情を見せる。
そして、ひろし、みさえ、しんのすけは宮殿の大臣であるサンデー・ゴロネスキーによってヒ マワリを残し地球へと返されるのだ。
ヒマワリがいなくなった事で、ひろしとみさえはやる気を失い、自分たちからヒマワリに会 いに行く方法も分からず途方にくれていた。 しんのすけは幼稚園で、すべてのできごとを風間君たちにはなす。
そして、なんとかしんのすけの力になれないかと考えていた風間君たちは公園で、しんのす けが話していた宇宙人を発見し、あとをつけて家を見つけ出す。
急いで野原家へ向かった風間君は、ひろしとみさえ、しんのすけを連れて、宇宙人の家へみ んなで押しかける。
そけで見つけたのは、地球とヒマワリ星をつなぐトンネルだった。
しんのすけは、急いでそのトンネルの中に入っていった。 トンネルの中は宇宙空間のようになっていて、何度も意識を失いかけるが、しんのすけはヒ マワリの事をおもいなんとか、ヒマワリ星に行きついた。
そして、宮殿へと向かうしんのすけをサンデー・ゴロネスキーの手下たちが襲い掛かってく る。
あとから、到着したひろしとみさえも加わり、対抗します。
そして、ひろしとみさえが食い止めている間に、しんのすけは一人でヒマワリのいる「太陽 の間」へと急ぎます。
そこでは、ゴロネスキーがしんのすけを待ち受けていた。 ゴロネスキーはしんのすけに聞きます。
「妹を選ぶか、地球を選ぶか」 しんのすけは「どっちも大事」と叫ぶ。
しんのすけの答えを聞いたゴロネスキーは、手を引いた。
しんそすけとひまわりは手を取り合うことができた。
そして、しんのすけとひまわりのおかげで、ヒマワリ星から大量の「ヒママター」が法っ出 され、ひまわりがヒマワリ星にいる必要はなくなったのだ。
そして、地球へ戻るUFOのなかで、仲よくプリンを分け合うしんのすけとヒマワリだっ た。
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映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の登場人物紹介
野原しんのすけ (矢島晶子)
野原ひろし (森川智之)
野原みさえ (ならはしみき)
野原ひまわり (こおろぎさとみ)
シロ、風間くん (真柴摩利)
ネネちゃん (林玉緒)
マサオくん (一龍斎貞友)
ボーちゃん (佐藤智恵)
まーきゅん (柴田秀勝)
マズマズ・イケーメン (三ツ矢雄二)
ボインダ・ド・ヨーデス (日高のり子)
キンキン・ケロンパー (川村万梨阿)
ゲッツ (辻親八)
ウラナスビン (岩田光央)
モックン (隅本吉成)
園長先生 (納谷六朗)
よしなが先生 (寺田はるひ)
まつざか先生 (富沢美智恵)
上尾先生 (三石琴乃)
ネネちゃんのママ (萩森侚子)
ヨシリン (阪口大助)
ミッチー (大本眞基子)
野原銀の介 (チョー)
イツゴのおばさん (鈴木れい子)
イツゴのおじさん (木村雅史)
日本代表 (星野充昭)
倉庫番 (大西健晴)
護衛 (後藤史彦)
配送人 (梯篤司)
パティシエ (飯田利信)
ヒマ人 (吉田小百合)
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』Twitterでの反応
今日は
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
を観ました
劇場版20周年
兄妹愛の物語
ひまわりの名前を決める時の回想が懐かしい
そして歴代の映画ヒロインの姿が見れる!
最後のひまわりが喋るシーンはグッとくる!今までもどさくさに紛れて喋ってたけどこれはグッとくる!! pic.twitter.com/2haqwOqet0
— ミネモト、 (山野) (@hetareme3) May 21, 2020
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」
野原両親から子供たちへの愛情や執念や気合いはいつも大好きなんだけど、
今回は特に、しんちゃんにしてやられた😂💓
ひまわりの命名エピソードで、
ドバァっと泣いてしまったよ😭野原一家、ファイヤー💪🔥
声優陣も毎回面白くて楽しい。 pic.twitter.com/XhqskfIYnY— まっきー (@tnknok) May 12, 2020
『嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス』視聴終了。
宇宙の平和のために妹と別れるか、大切な妹を選ぶか。#クレヨンしんちゃん
何百年後の不明瞭な世界よりも、現在いる大切な家族を。
この作品に悪意は無く、みな平和を願う者だけである。 pic.twitter.com/p2RIdwyKjL— 蛇腹 (@snake_abdomen) May 6, 2020
いま歴代クレしん映画観てるんだけど『嵐を呼ぶオラと宇宙のプリンセス』で映画の歴代ヒロインがしれっと登場してる場面がすこすこのすこ pic.twitter.com/0cpgS9ZklE
— ものこ (@monoko_85) June 6, 2019
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ。
オラと宇宙のプリンセス💍💕かわいすぎやろ pic.twitter.com/1TyT52a7U5
— リムれよ (@maoimaichi) December 14, 2015
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の主題歌
渡り廊下走り隊7 『希望山脈』
渡り廊下走り隊7 『少年よ 嘘をつけ!』
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』はこんな人におススメ
・クレヨンしんちゃんのアニメが好きな方
・仲間同士で見る人
・家族で見る人
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の感想

クレヨンしんちゃんの映画を見た我が家で大人気の作品です。私も珍しくひまわり主体の映画なので新鮮さを感じて楽しく見られました。
野原一家の団結シーンが大好きなので配達員の恰好をした男にヒマワリ星へ連れていくように迫るシーンが好きです。家族を助けたい感情がわかりやすく表されているので胸が熱くなります。
一番の見どころはやはり、しんのすけがひまわりと地球の未来どちらを選ぶのかと言われたときに「どっちも大事で未来は自分で決める」と涙目で言い返すシーンです。正直言ってここは泣きます。気が付いたら涙が流れています。しんのすけが必死に頑張っているのを感じるこのシーンは子どもから大人まで感じるものがあるのではないでしょうか。
クライマックスに向けて後半は感動シーンが次から次へとやってきます。最後の最後まで感動させられます。大人だったら深読みするとさまざまなことを学べると思いますし、子どもであれば素直に家族の大切さを感じてもらえるのではないかなと思います。
何も考えずに見ても楽しかったので何度見ても楽しめる作品でした。

作品冒頭で、自分が我慢していたプリンを横からひまわりに取られて思わず仕返ししてしまうしんちゃんの気持ちにとても共感できました。好きでお兄ちゃんに産まれたわけじゃないのに、”お兄ちゃんなんだから”という理由でいつも我慢しなきゃならないのは理不尽だという、上に産まれた気持ちを素直に表している場面だと言えます。
しかし、「ひまわりなんていらない!」といいつつも、ひまわりの好きなおやつに無意識に目がいってしまう様子は、しんちゃんがやっぱりひまわりのお兄ちゃんで、ヤキモチやきつつも妹のことが気になるんだろうな、という想いがよく伝わってきました。
ラストのシーンでも、しんちゃんが自ら身体を張ってひまわりを助けるところは心から応援したくなるし、同時に、しんちゃんから”お兄ちゃんの強さ”を感じられます。しんちゃんがなんだかんだ言いつつも妹想いの優しいお兄ちゃんだというのがよくわかり、なおかつ、兄と妹の深い絆が感じられる心温まる作品です。

しんのすけがほんのちょっぴり父兄愛に目覚めるというお話でした。おやつの取り合いから妹のひまわりとケンカになり、ひろしもみさえも味方になってくれず、ひまわりなんかいなくなればいいと怒っているところにひまわりを探していたという宇宙人たちが現れる所から物語が始まります。
自分たちの日常の中でも、こうだったらいいのに、ああだったらいいのにと思うことがあると思いますが、実際そのような事が起こってみると想定外の困ったことも発生したりします。この映画の見所は本当にひまわりがいなくなって困った時の宇宙人からひまわりを取り返そうと奮闘するしんのすけの姿です。自身が起こした騒動をしんのすけは、周りの力も借りながら先頭に立って懸命に行動し、ひまわりを救出に向かいます。
その懸命な姿にしんのすけの強い責任感のようなものを感じて、こどもとしてお兄ちゃんとしての成長がうかがえて見終わった時とてもほほえましい気持ちになりました。

しんちゃんのお兄ちゃんだから我慢しなさいと言われる気持ち、弟や妹がいるひとたちはこの作品を見るとうんうんと思わずうなづいてします作品の出だしです。ひまわりが、しんちゃんのプリンを全部食べてしまってしんちゃんはすごく怒ってしまいます。
そんな怒りからひまわりをほしがっているよくわからない宇宙人と契約を結んでしますのです。そうしてひまわりがひまわり星でプリンセスとしてもてはやされて、しんちゃんは心のどこかでお兄ちゃん的な感情があり巨大プリンを届けようとしたりするけど失敗してしまったっり、みさえとひろしは自分の我が子なのに数秒遠くからしか眺められないことにだんだん怒りが消沈して生気がなくなっていくのでした。
そんな中しんちゃんは自分の契約のせいだと一生懸命幼稚園の松坂先生に聞いたりして、地球も救いたいでもそんなことよりもひまわりを返してと強くひまわり星のひまわりを必要とする者にたちむかうシーンは、しんちゃんのお兄ちゃんとしての成長を感じることができます。春日部防衛隊の皆も宇宙人を探したりと協力をしてくれて持つべきものは友と感じる作品でもあります。

今作は、野原一家の中でも、しんのすけとひまわりにスポットが当たった作品です。この2人がフィーチャーされるのは、暗黒タマタマ以来かもしれません。
テーマは「兄(姉も)という立場」と「子供にだって責任はある」ということかなと思いました。
おやつをひまわりに取られてしまい、怒ったしんちゃんが宇宙人にひまわりを渡すことに同意してしまったことから話が始まります。
ひまわりを取り戻すため、奔走する野原一家。かすかべ防衛隊も協力してくれます。
しかし、ひまわりに近付けば近付くほど遠ざかってしまい、ついにはひまわりの姿を地球のテレビを介してしか見られなくなるほどに。
「あと数十年後には私達もまた会えるんだわ…」「たったの数十年だ…大丈夫だよな…」と力なく、ひまわりをテレビで見つめるみさえのセリフには、涙が出てしまいました。私も子供がいるのですが、こんなことにもしもなったら…考えただけで恐ろしいです。
しんちゃんもストーリーが進む事に、自分のしてしまった事の重大さを意識し始めます。しんちゃんの背負った責任は、過去最大のものでしょう。しんちゃんから全て伝わってきました。
クライマックスでひまわりがしんのすけに「にーにー」と言ったのは泣けました…!

キャラクターの魅力がふんだんに詰まっている作品であり、特に主人公野原しんのすけの妹野原ひまわりの愛らしさが随所に溢れ出ている作品です。
主人公野原しんのすけの妹である、野原ひまわりがお姫様として中が強引に連れ去られてしまい、それを阻止しようと野原一家が立ち向かうというストーリーになっていますが、本作品の1番の見所はやはり、物語の軸となる野原ひまわりの愛らしい行動の数々で、見ていてほっこりしてしまいます。
また、ひまわりは赤ちゃんのため喋ることができませんが、鳴き方や仕草で気持ちが伝わってくるため、その点も非常によいと感じますし、声優をつとめたこおろぎさんの技術にも関心してしまいます。
また、ストーリーは超王道の家族愛がテーマになっており、喧嘩をしてしまうこともあるがやはり家族という絆で結ばれている野原一家の幸せが存分に伝わる内容で、見ていて気持ちがいいです。
唯一残念なところは尺の関係でストーリーが駆け足に感じだところです。

物語の舞台になるヒマワリ星の世界観が楽しかったです。
建物は未来的なデザインで、みんなパステルカラー。
高いところから見下ろすと、かわいい街並みが広がっています。
空には他の天体がいくつか浮いていて、SFファンタジーの世界みたいでした。
その星には、和を大切にする独特な考え方みたいなものがあり、星の住人はみんなそれを尊重しています。
争いが無く、人々もみんなおだやか。
でも、個々のしあわせよりも、全体の利益を優先させ過ぎていたり、一方的な価値観を押し付けてくるところもあったりで、
何か違和感や理不尽さをかんじました。
まるでブラック企業やカルトな団体のようです。
その理不尽さに立ち向かう野原家の絆の強さや、
しんちゃんのアホさと行動力がすばらしかったです。
敵のボスキャラのデザインがアメコミみたいでかっこいいです。
敵と言っても、はっきりとした悪いヤツは出てきません。
それもあって、好き嫌いが分かれる作品だと思います。

ひまわりが主人公でお姫様の時はとても可愛いのですが、今までの映画の中で1番独特な世界観がたっぷりなお話でした。
本当はしてはいけないサインですが、しんちゃんは人に対して慎重なのに(別の話でハンコ押しそうになりますが)意外にこうゆう時は軽いんだなと思いました。
名付け親と言うことでヒマワリ星では丁寧に扱ってもらっていましたが、ひろしとみさえとの扱い方が雑すぎてびっくりしました。
確かに人同士考え方も違うので、これもありなのかと思ってみていましたが、自分が親として「ガンバレみさえ!」「ガンバレひろし!」と思って見ていました。
1番ショックを受けたのは、しんちゃんがひまわりにプリンを食べさせようとわざわざお城に来た時です。
冒頭部で食べられてしまったプリンと重なりますが、邪魔が入りつまづいてひまわりの顔にベチャッと当たってしまい追い出されてしまうシーンです。
あの時のしんちゃんの顔がとても辛かったです。
地球に強制送還されますが、ひまわりを取り戻す為に荷物用の通じる謎の穴に決死でダイブする野原一家の凄さに驚きました。

しんのすけと妹のひまわりの兄弟喧嘩から始まるストーリーですが、日常良く目にする食べ物にまつわる喧嘩で、普通に言う、お母さんの、お兄ちゃんなんだから、と言った発言から始まるのだと思います。
同じ子供なのに、なんで、お兄ちゃんだからなの、と。今回も、一緒に仲良く食べるはずのプリンをひまわりがほとんど食べてしまったということから、しんのすけが怒ります。
しかし怒られたのは、やっぱりお兄ちゃんのしんのすけでした。
そこで会った宇宙人に伝説のひまわり姫を預かりたいという申し入れを承諾してしまった自分を反省し、ひまわりを助けにいくと言う兄弟愛が感じられるストーリーが、うるっとくる内容でした。
いつもしんのすけが中心のストーリーが多い中、ひまわりか中心のストーリーで、面白かったです。
ひまわりが楽しそうにしていると思っていたのに、泣いているのを見て、助けに行くお兄ちゃん、しんのすけが、ひまわりが好きなプリンを届けに侵入するというストーリーも、しんちゃんらしく良かったです。

ひまわりがひまわり星のプリンセスとしてさらわれてしまいます。
ひまわりと一緒に暮らせないと知ったひろしとみさえは落ち込み、しんのすけはひまわりを救おうとするところが感動的です。
UFOにさらわれているところを目撃したかざまくん、ねねちゃん、まさおくん、ボーちゃんは助けようと宇宙人を見つけます。
そこでひまわり星につながっているところを見つけるが、危険を伴うも果敢に立ち向かいます。
ひまわりを連れて帰ろうと様々な試練に立ち向かい、ひまわりを助けるか地球を助けるのかの2択を迫られます。
バランスを取ながらひまわりと一緒になろうとする場面は心に来るものがあります。
また、しんのすけはシロを大切にしていることも感じ取ることができ、心がほっこりします。
王は根からの悪者ではなく、星が破壊すると思うとひろしやみさえを安全な所へ避難させようとするところも好感的です。
結果星は破壊されず、バランスを保って良い結果になり良かったです。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』のまとめ
野原一家の団結シーンや、家族を助けたい感情がわかりやすく表されているので胸が熱くなり、兄と妹の深い絆が感じられる心温まる作品です。
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