(C) 2013 Studio Ghibli・NDHDMTK.
『風立ちぬ』は2013年に公開されたスタジオジブリが制作した日本のアニメ映画です。
この映画を最後に長らくジブリ作品で監督を務めた宮崎駿が引退するということで話題になりました。
目次
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- 映画館で見れなかった。
- 見逃した作品や過去の作品を見たい
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『スタジオジブリ』の歴代作品紹介
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スタジオジブリ映画『風立ちぬ』あらすじ
・堀越二郎
飛行機が大好きな少年・堀越二郎。
彼はある日夢の中に出現した技術者・カプローニの助言と自身が近眼であることから、飛行機の設計士を目指します。
やがて成長した二郎は本格的に設計を学ぶために東京の大学へ通っていました。
そんな二郎が実家から大学へ戻る電車に乗っている最中、関東大震災に見舞われます。
二郎はその電車から逃げ惑う多くの乗客の中にいた骨折した女性とその女性と共にいた少女を助けます。
二郎は二人に名前を聞かれますが、名乗らずに去っていきました。
・初めての大役
やがて大学を卒業し、三菱に就職した二郎は夢への第一歩を歩み始めました。
二郎はサバの骨を曲線美に喩えるような飛行機のことしか考えられない変人っぷりでしたが、その確かな実力は認められており、上司からも目をかけられていました。
二郎が入社し五年経ったある日、ついに二郎は軍の戦闘機開発のチーフに任命されます。
しかし初めての大役を担って開発した戦闘機は空中分解という失敗に終わってしまいました。
・再会
失意の中迎えた夏休み、二郎は軽井沢で過ごしていました。
そこで二郎は思いがけない再会を果たします。
なんと二郎が宿泊先として利用していたホテルにあの関東大震災で二郎が救った少女・里見菜穂子も同じく宿泊していたのです。
二郎と菜穂子は日々を共に過ごす中で次第に惹かれあい、結婚を約束する仲になりました。
しかし菜穂子は結核を患っていました。
二郎は菜穂子の結核が完治するまで待つといい、二人は正式に婚約したのでした。
・菜穂子、サナトリウムへ
しかしそんな二郎と菜穂子の願いもむなしく、菜穂子の病状は悪化する一方でした。
ある日、二郎は菜穂子が喀血したという知らせを受けて菜穂子の元へ向かいます。
そして帰って行く二郎を見送った菜穂子は二郎とこれからの人生を共に歩むため、一人サナトリウムに行く決心をします。
一方で二郎は入院した菜穂子のことが心配でたまりませんでしたが、仕事を捨てて見舞うわけにもいかずもどかしい日々を送っていました。
二郎は菜穂子に手紙を送りました。
その手紙を受け取った菜穂子は二郎に会いたい気持ちを抑えきれず、サナトリウムを飛び出してしまうのでした。
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』ネタバレ
・結婚
菜穂子のその行動は自らの体調を更に悪化させてしまうことに他なりませんでした。
しかし菜穂子はそれよりも二郎とこれからの人生を共に生きることを選んだのです。
二郎の上司夫婦に仲人となってもらい、二人は簡素ながらも結婚式をあげました。
そして上司の家の離れに住まわせてもらい、新婚生活が始まったのです。
・結末
幸せな日々に反して菜穂子の体調は日々悪くなっていきました。
しかしそんな様子を菜穂子は二郎に見せることなく、二郎が仕事に集中できるように毎日笑顔で二郎を送り出していました。
やがて二郎の設計した飛行機が完成しました。
その戦闘機のテスト飛行が行われる日、二郎が出社していくのを見送った後、手紙を残し菜穂子は一人サナトリウムに戻っていきました。
自分の死期を悟っていたのです。
一方、二郎のテスト飛行は大成功を収めたものの二郎はなぜか菜穂子のことが頭から離れませんでした。
数年後、二郎の夢の中に再びカプローニが現れました。
カプローニは二郎の作った戦闘機の出来を褒めますが、その戦闘機は日本の敗戦もあり、一台も帰ってきませんでした。
再び失意の底に沈んだ二郎を夢の中に出てきた菜穂子が「生きて」と励ますのでした。
\ジブリ作品の視聴はこちらから /
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』の主題歌
荒井由実 『ひこうき雲』
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』の登場人物
堀越二郎 (庵野秀明)
里見菜穂子 (瀧本美織)
本庄 (西島秀俊)
黒川 (西村雅彦)
里見 (風間杜夫)
二郎の母 (竹下景子)
堀越加代 (志田未来)
カプローニ (野村萬斎)
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』のTwitterでの反応
スポーツ報知の風立ちぬ特別号。宮崎監督や庵野監督の長めのインタビューや夢と狂気の王国の話、堀越二郎の息子さんのお話や他著名人の感想、おまけに歴代ジブリ映画の過去の新聞記者再現と盛り沢山。これパンフにすりゃ良かったのに。凄い面白いです。 pic.twitter.com/QwdJbsurKj
— とよ田みのる (@poo1007) August 7, 2013
昨日のナゴモで見た「風立ちぬ」に感動
展示方法と写真に収めた時の見え方がすごく面白い
デジイチだったらもっと奥行き出せたかな pic.twitter.com/qZuFz19fIv— なすお (@nasubi0130) September 2, 2014
風立ちぬ面白い…… pic.twitter.com/PQvu48nyBj
— 笹パンダ(ジャイ子画伯) (@panna_hero) April 12, 2019
今日風立ちぬ見てたけどやっぱり面白いね pic.twitter.com/893KoYl6oz
— ゆう@ttb (@deluxetyuu) July 12, 2015
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』はこんな人におすすめ
・ジブリ作品が好きな方
・飛行機が好きな方
・小さな子供がいる人
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』の感想

宮崎駿監督のコメントやインタビューだったり特集番組などを観たりしていたので、自分の中でかなりハードルが上がった状態で期待して鑑賞しました。いろんなレビューだったり周りの友人・知人などの反応からしてみても、ここまで賛否両論わかれるなんてことは未だかつてジブリ映画に関してはなかったことだから驚きました。
もちろん私はとても大好きでした。やはり全体的を通して淡々と話が進んでいた印象を受けましたし、なんといっても庵野さんの棒読みっぽくて抑揚があまりないセリフ口調が逆に引き込まれて凄く良かったです。たしか宮崎監督もそういうところが気に入って庵野さんを起用したと発言されてたかと思います。
子供や今までのジブリ作品を求めている人たちなんかにはこの映画のおもしろさや奥深さが伝わりにくいのかもしれません。また、どうしても男性目線で作られている気がするので女性の方にも伝わりにくい部分があるかもしれません。ある種アニメというジャンルすら飛び越えてしまっている程ですし、題材的にもアニメとしては受けにくかったのかもしれません。
ただ、今までにない宮崎イズムのようなものなのか、最後に自分が好きなことを作るみたいな覚悟みたいなものも感じとれました。もう一度…、私は大好きでした。

ただただ、自分の夢に、自分の心にまっすぐ生きる主人公の堀越二郎、病に苦しみながらも、好きな人といたい、記憶の中でキレイに生きていきたいヒロイン里見菜穂子は、男女ともに「そう生きていきたい」という、理想が詰まった二人だと見てて思います。
仕事をしていると、どうしても、社会の波にのまれ、理想を貫く事を諦めてしまいがちですが、堀越二郎は、小さな頃からの夢にを、どんな苦境にたたされても貫く姿は、見ていて気持ちが良いです。組織に属しながらも、ピラミッドのある世界で生きながらも、それさえも、上手く利用し、キレイな飛行機を目指していく…だからこそ、素晴らしい仕事が成し遂げられたのですね。戦争は、絶対に悪なのに、でも、活躍した飛行機は、ただ、まっすぐ「良いものを作りたい」という心で出来たものだった、ということを、なんともやりきれない思いで、毎年夏の終戦の日を迎えております。
ダイナマイトと同じで、どんなに素晴らしいものを作っても、やはり、使う側次第なんだなと教えてもらいました。そんな、二郎を心で支える菜穂子。男性を支えるのは、何よりも、相手を思う心なんだと、病と戦いながら寄り添う菜穂子を見てて感じました。そして、私もそうありたいと。そして、ストーリーもさることながら、音楽ですよね!殆どの音を、口で作っているというのは、始めて聞いたときに驚きました。その、効果音一つ一つも魅力的な作品です。ジブリ作品は、殆どDVDを購入していますが、毎月見たくなる作品です。

映画館に3回は観に行きました。
飛行機のエンジン音なども全て声でやっているというのも驚きです。
飛行機の作図をするときの鉛筆の音がとても心地良くて個人的にはとても好き。
それから、ジブリと言えば「ジブリめし」という言葉もできるほど
食べ物が美味しく見える、食べてみたくなります。
シベリアや、さばの味噌煮がとても美味しそう・・・
また、ジブリには今まであまりなかった大人の恋模様が描かれいます。
美しい恋と儚い夢との描写がなんとも言えない気持ちにさせます。
ジブリ作品には珍しく、たくさんのキスシーンや夜のシーンなども描かれています。
零戦の時代を描くにはこれほど人間模様を色濃く描く必要があったのかもしれません。
とにかく、人が生きた、生きなければというメッセージをひしひしと感じる作品です。
美しさの裏側がなんとも残酷で、ここは宮崎駿監督の素晴らしさですね。
ここの対比のバランスが素晴らしいです。
人が夢を抱き、時代という理不尽な波に飲まれながらも前を向き続け
自分の生きがいを見つけ、大切な人を想いながらひとつの時代を駆け抜けた男の人生の物語。きっと心に滲みる作品だと思います。
ひこうき雲の主題歌も作品にぴったりで最後は涙してしまいます。
ジブリ作品の中でも傑作です!

風立ちぬはかなり男性の夢が詰まった作品だと感じました。飛行機に憧れるが、そのパイロットにはなれない主人公でしたが、最終的には物凄い発明品を作ってしまう当たりは凄いなぁと思います。
当時の男性っぽい仕草、結核の恋人の前で普通にタバコを吸うシーンなどは、かなりリアルで良いと思いました。当時の男性は当たり前のようにタバコがあるのが普通なので、なんとも無しに見ていました。
そして他のジブリ作品にはないような、大人の恋愛を描いているのも良かったです。ナオコも儚げで本当に美しく、他のジブリ作品のヒロインのように元気な感じがあるわけではないのに、なんだか憧れを抱いてしまう女性でした。
結核の治療はかつては山の中で綺麗な空気を吸うということしかなかったこともこの映画で知ることができました。歴史的なシーンをこの映画で知ることができ、良かったと思いました。あまり詳しくは知ることのなかった、戦争の時の話や零戦の話などなかなか興味深い話ばかりで面白かったです。
ただラストはなんだか切なく、オチをある程度想像は出来ていた物の、そのまま表現されるわけではないけれど感じる部分がなんだか辛かったです。
本当に愛し合った2人の素敵な物語と、零戦にかけた男の夢を知ることができたなかなか面白い映画でした。

この作品は、戦時中の戦闘機開発した青年と、その妻の愛の話です。
自分が知らなかった当時の結核患者の療養の様子や、その家族の苦難が描かれています。
すごく偶然ですが、公開当時、結核患者の隔離施設跡地の近くで働いていたのでモデルになっただろう施設を見てきましたが、白い建物で、白樺に囲まれていて、八ヶ岳が見える静かな場所でした。確かに療養に適した場所ですが、当時、どれだけの時間がかかって移動していたのだろうかと想像すると、ヒロインに同情しました。
同時に、自分の命が少ないと分かって愛する人に会いに行く気持ちもわかりましたが、主人公はちゃんと分かっていたのだろうかとも疑問に思いました。当時の情勢を考えると理解は出来るのですが気持ち的にもどかしい内容です。
初めのうちは主人公の少年時代に飛行機づくりに憧れている様子から始まりますが、時代に流されながらも、勉学に励み、かわいい女の子と恋をして、自分の憧れた仕事に打ち込んで、という王道ストーリーです。
途中、世界大戦の悲惨さや恐ろしさを描いたシーンがありますが、実際にあった話を表現しているのでこども向けではないと思いました。
もし見るのであれば、大人になってから、もしくは高校生あたりで見るのがいいのかな、と、思うなかなか難しい内容です。

風立ちぬは自分の夢である飛行機作りを全うする主人公の二郎と、それを支える妻の菜穂子の物語です。二郎は子供の頃から純粋に飛行機に憧れており、その才能で頭角を現すのですが、飛行機自体は戦闘機の零戦として戦争に使われることには作品を通して複雑な思いを持ち続けています。
さて、私は女性なのでどうしても菜穂子目線から見てしまうのですが、時代ということもあるでしょうが、二郎は菜穂子に対して褒め言葉は「綺麗だ」しか投げていないのが気になりました。内面に言及したような描写はなかったように感じます。飛行機作りにしても、妻にする女性にしても、見た目の美しさで惚れ込み、それ以外のことに対して深く考えることはしないような、一見すると冷たい人物のようにも見えました。
そもそも地震が起きた際の電車で初めて少女だった菜穂子と出会ったとき、後に思い出しているのは菜穂子のお付きの女性でした。にもかかわらず、避暑地での再会時にはしれっと、電車で会ったときから好きだったと言っています。しかし菜穂子も菜穂子で、二郎が本当は少女だった自分に興味がなかったことは見抜いていて、再会したときは開口一番、お付きの女性が結婚した!と伝えていました。
要するに菜穂子自身も駆け引きをしているのです。純愛の美しさや映像美だけではなく、キャラクターの人間味にも焦点を当てて観ることがお勧めです。

「風立ちぬ」を観たのは10代の頃でした。当時ジブリ映画の最新作だったので母親と2人で映画館へ観に行きました。最初の印象は「難しい映画」という感想が残り、その後どーしても自分の中でモヤモヤと「あれはどういう意味?」「最後どうなったの?」と考えてしまい、何度かDVDやテレビなどでも見直しました。
時代感としては戦争前の世界で空に羽ばたくことを夢見た飛行士が世界や自身の環境など様々な経験を積んでいくという内容で、自分として1番の印象に残っているのが主人公の堀越二郎がとても優しくも脆い人だということでした。休暇先のホテルで出会う後の奥さんが、芯が強く主人公を支える男性も女性も憧れる人だと感じました。2人の恋愛模様はとてもドキドキして観ていました。
その一方で映画の映像もとても綺麗で魅力的な映画だと思います。宮崎駿監督の様々な色を織り交ぜた風景や細かいところまで、こだわり抜いた映像美も観ていて圧巻でした。さらにその映像美に加えて、久石譲の音楽美が映画の世界へ引き込ませてくれると感じました。また、主題歌に松任谷由実の「ひこうき雲」がとてもマッチしていて、綺麗さに涙しました。時代感として自分が体験することのできない、知らない世界をこうして映画で「こんなことがあったのかも」と感じられるのはとても素敵なことだと思います。

「宮崎駿監督最後の作品」との触れ込みもあったこの作品。
音声を人の声で表現したり、庵野秀明氏の声優への起用など話題の多かった作品ですが、
個人的にはジブリや今までの作品との比較でなく「ひとつの映画」として楽しめました。
又、別の書物で主人公「堀越 二郎氏」の事を読んでおりましたのでそう言った者の
感想として読んでいただければ幸いです。
作品当初は「音声を人の声で」と言った点を気にしていたせいでしょうか?
音と絵の違和感を感じました(特にオープニングの少年時代の主人公二郎の夢に辺り)が、
いつしかその違和感も消えていきました。
が、再びその「音声」が気になったのは「関東大震災」の場面。
ここでは音声と絵の両方から受ける躍動感や迫力、怖さ、力強さ等
人の声の強さと言うのでしょうか?すごさを感じずにはいられませんでした。
その後もちょくちょく「人の声」を感じるシーンがあり、この音声の扱いも見所の一つだと思います。
作品として印象的だったのはヒロイン「里見 菜穂子」の存在です。
なんとも清々しい様な軽沢でのパラソルと紙飛行機での出会いから病との戦いも含め現実の世界での二人は
「名古屋駅での再会」「病の床で手を取り合う二人」「そっと診療所へと去りゆく菜穂子」等印象的なシーンが
多いのですが、二郎の上司「黒川」の仲人の元 結婚式を挙げるシーンは特に印象的で、
息をのむほど神秘的で透明感のある菜穂子の花嫁姿は、例えようの程でした。
(言葉が見つかりません。ご自分の目でごらんください)
それゆえに後半の悲劇は突き刺さりましたが、夢の中の二郎の恩師(?)カプローニと共に二郎を待っていた
再会のシーンには少しホッとしました。
物語中のメカニック面でもこだわりがすごいと感じます。
「逆ガル翼」や「沈頭鋲」なんて少しマニアックな飛行機の本でしか出てこない様な言葉が出てきたり
(最後の夢の回想シーンではなく)物語中で完成させる飛行機が零戦でなく、堀越氏自身が一番好きだったと言われている
九六式艦上戦闘機である点など、細かい点まで 飛行機ファンにも楽しめるのではないかと思います。
この作品は「ジブリ」というよりも純粋で透明感のある「大人恋愛物語」として、
また、戦前の夢を追えた時代の「技術者の夢」的な作品として楽しめるのではないかと感じます。
少し時間に余裕のあるときに のんびり楽しみたい作品かと思います。

零戦の設計者・堀越二郎がもとになっているため、鑑賞前は戦争に対する想いみたいなものが多く詰め込まれているんだろうなと思っていました。見終わった後に、現代をいきる我々に対して、平和とは何かを投げかけるような内容になっていると想像していましたが、実際にはそういった観点ではなかったので、むしろ何を投げかけているのか、テーマは何かという軸を最後まで掴めないような感覚でした。
この人はどういう人なのかなど細かい設定が読み解けないことが理解度を薄めたのかもしれません。好きなシーンはドイツ人のカストルプさんがピアノを弾きながら「会議は踊る」の挿入歌を歌っていたシーンです。ここの場面だけは、全てのことを忘れ、今を楽しもうとする人々の姿が描かれていたからです。
ジブリの海外事業に従事されていたスティーブン・アルパートさんを声優として配役したという背景も以前テレビでやっていて、歌に苦戦していた姿がとても愛らしかったです。他にも本作では庵野さんを主役にもってくるなど、ジブリならではの配役にも魅力が溢れていたように思います。また、過去ジブリ作品を見ても、主題歌がこんなにもぴったりだと思う作品はないと思うくらい、松任谷由実さんのひこうき雲は合っていたように思います。

この作品は時代背景が非常に暗く、大変だった時代を描いていますが、それとは対照的に飛行機に情熱を傾ける主人公のあっけらかんとした性格がちょうど作品に良いバランス感をもたらしています。
特に主人公の声優はあのエヴァンゲリオンの監督である方が担当なさっているのですが、はじめ、すごく棒読みで笑いそうになります。
しかしその落ち着いた話し方はどこか安心感を聞き手に与え心地よく耳に残ります。
地震のシーンや飛行機が落ちていくようなシーンが非常にインパクトのある、特徴的な描写で描かれています。
地震も飛行機もまるで生き物のように描かれています。
このような描写は初めて見ました。
全体を通して非常に悲しいストーリーではありますが、イタリアの有名な飛行機設計家との心の交流、今と比べてまだ自然が豊かだった日本の風景などは美しく心に残ります。
ジブリの中ではあまりインパクトの強い作品とは言えませんが、少し心を落ち着かせたい時や、ぼーっとアニメ作品を眺めたいときには最適な作品かと思われます。
個人的には主人公の幼少時代に眺めている星空がとても好きです。
これからご視聴をお考えの方は是非一度ご覧下さいを
色々と感動できるところがあります。
スタジオジブリ映画『風立ちぬ』のまとめ
実在の人物とかつての日本を舞台にした作品ということで、共感もでき、懐かしさも感じる映画です。
また喫煙シーンの多さが賛否両論あったようですが、個人的には今の時代とは違い昔は喫煙率も高かったので特別気にはなりません。
そんなシーンも含めて昔の日本を感じられる良作になっています。
一度は見てほしい映画です。
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