ユーチューバー草なぎ剛がクズ野郎を演じる映画『台風家族』

アニメ映画

市井昌秀監督が12年の歳月をかけ創作したこの作品。子どもへの想いに涙しました。

映画『台風家族』予告編30秒

あらすじ

・なんちゃって葬儀

銀行強盗で2000万円を奪った両親がそのまま失踪し、10年が経過したある日。

その両親の葬儀が行われることが決まります。

行方不明のままなので当然実際の生死は分かりませんが、公的には死亡扱いとなるため財産分与をするための葬儀でした。

小鉄は妻の美代子と娘のユズキを連れ、帰省します。

実家の居間には、小鉄がまだ幼い時の家族写真と、空っぽの棺が2つ置いてありました。

ほどなくして長女の麗奈が到着します。

兄弟がまだ揃わない中、この形だけの葬儀を早く終わらせたいと思った小鉄は式を始めます。

途中で次男の京介が到着しましたが。三男千尋が来る前に葬儀は終わってしまいます。

・財産分与

早速始まる財産分与の話。

「俺は長男だから遺産は全て貰う」

と小鉄は言い張りますが、もちろん麗奈と京介は納得いきませんし、反論します。

凄まじい言い争いが続きます、まさに骨肉の争いです。

そんな中、まだ来ていなかった三男・千尋が登場し、この葬儀に集まった兄弟の今までのやり取りをライブ配信されていたことが発覚します。

「10年前に起こった銀行強盗犯の家族が今何してるかとか、みんな絶対興味あるじゃん?」

・振り込め詐欺

そのライブ配信を見て、富永月子という一人の女性がこの渦中の中訪れます。

何と月子は「銀行強盗は私の責任だ」と言い出します。

実は月子は、当時いた会社での仕事が「振り込め詐欺の電話をかけること」だったのです。

その電話の中の1本が一鉄に宛てたものでした。

「小鉄が交通事故を起こしたので、示談金に2000万円必要」

という、典型的な振り込め詐欺の内容でした。

しかし小鉄は自分が運転免許を持っていることを父親は知らなかったはず、しかも実家の葬儀屋の跡取りを放棄し、役者になると言って家を飛び出した自分のためにそんなことをするはずがないとその話を信じません。

ところがユズキが昔、小鉄の免許の話を一鉄にしたというのです。

そして1本のビデオテープが見つかります。

中身は、小鉄がエキストラ等でちらっと映っていた場面をつなぎ合わせた、手作りのものでした。

・認知症

そんな中、物置で大量の張り紙を見つけます。

それは家中に張ってあっただろう物の場所や注意書きでした。

その時初めて、兄弟たちは母(光子)が認知症であったことを知ったのです。

一鉄はそのことを小鉄たちには内緒にしたまま一人で介護生活を送っていました。

日に日に進む認知症、積み重なっていく介護疲労。

そこにかかってきた詐欺電話に、一鉄はまんまと引っかかってしまったのだと小鉄たちは確信します。

・捜索

兄弟たちは、両親を探しに行くことを決心します。

台風の接近で荒れ狂う天気の中、一行は車で出発しました。

行き先は、思い出のキャンプ場です。

そして川のそばで寄り添うようにしてそこにいる、白骨化した遺体を発見しました。

ところが見つけた途端、暴風雨のため遺体は川に流されてしまいます。

車に乗り、必死で追いかける兄弟たち。

たどりついたのは、光子が好きだった海でした。

登場人物紹介

鈴木小鉄   (草彅剛)

鈴木京介   (新井浩文)

鈴木麗奈   (MEGUMI)

鈴木千尋   (中村倫也)

鈴木美代子  (尾野真千子)

鈴木ユズキ  (甲田まひる)

Twitterでの反応

ネットの声

・台風一過で再生一家…泣いてもいっか?

・テーマは結構悲しいけど、突っ込みどころが多いからかなんか笑えます。それも魅力でしょう。

・台風家族というだけあって、子供たちみんなキャラが濃くて良かった!

こんな人におすすめ

・草彅剛のファンの方

・家族の絆系が好きな方

・最近心が荒んでる方、など…

まとめ

草薙くん、良い演技しますねぇ。

ぶっ飛び具合が非常に気持ちいいです、バラエティの時も思ってましたけど。

前半のクズ野郎具合が観ててイライラしましたけどね。笑

親の遺産目当てで最初はめちゃくちゃいがみ合ってた兄弟たちが最後は一緒になって両親を探しに行く。

とても好きな流れです。

昔から感動ものは好きで観てはよく泣いていましたが、自分が親になってからは更に家族愛系、特に親子愛にはもう本当に弱いです。

小鉄がちょっとだけ映ってるシーンをつなぎ合わせて作ったビデオとか…もう泣くしかないじゃないですか…

今これ書きながらも涙浮かんできました。

今は虐待とかもあって言い切れないのが本当に嫌な世の中だし悲しいですが、やっぱり親は子どもを心から愛しているものだと思います。

面と向かってはなかなか言えない、でも伝えていきたいですよね、愛。

この作品ではきっかけがあって親の愛を知ることができましたけど、知らないままなら親の愛はなかったことになる訳ですよね。子どもにとっては。

小鉄はもう、一鉄や光子に直接ありがとうって言うことはできない。

迷ってけど、やっぱ来週は実家に帰ろうかな。

そんなあったかい気持ちになれる映画でした。

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