高橋一生と蒼井優が演じる大人のラブストーリー『ロマンスドール 』

邦画

園子は初めて出会った時から哲雄の真っ直ぐな心、優しさを感じ、ただ信じていた。

純粋な心は最後まで美しくある事ができるのか、答えはこんなにも簡単なのに人は間違えてしまう。そういう生き物なんだ。

映画『ロマンスドール』(2020年1月24日(金)公開)主題歌版特別映像

あらすじ

北村は一目惚れした園子と出会う。だがその出会いは嘘から始まる出会いであった、嘘や前しか見ていない北村と園子は少しずつすれ違っていく、そして2人にはある秘密が、沈黙は関係を壊し、思い出は心を蝕んでいく、2人は全てを受け入れる事ができるのか、これは沢山の人に当てはまる物語、結末はいかに、、、

思わぬ就職

美大出身の北村哲雄は、フリーターだ、先輩に騙されラブドール製造工場を紹介され、そこで働くことになる。北村は人形に対して何の志もなかった、ただ金がなかったのだ。

二人の苦悩

北村達はラブドールの制作に力を入れるが社長に胸の形にリアリティが無いと指摘を受ける。リアリティを出すためにはどうしたらいいか先輩と悩む、生身の人間から型取りをするのが1番いいと結論が出ると、1つ問題が生じた。誰がラブドールのモデルになる事を志願するのか、、、すると上司が提案をする。「医療用の人工乳房を作ると嘘をつこう」と。

園子との出会い

白衣を購入し、医者の格好をする二人、嘘をつく事に抵抗がある北村はそれを拒むも、流れで結局やり切る事となる。

工場にモデルがやって来る、園子だ、誰か型取りをするかでじゃんけんをして負ける北村だが、上司は寸前で怖気づいて逃走してしまう。そして北村が型取りをする事に、園子と北村の出会いは嘘から始まった。

馬鹿な上司

型取りが終わった後、こんな会話が飛び交う。

上司「触ったか?触りたくねぇのか?」

哲雄「そら触りたいけどそりゃ犯罪でしょ」

上司「じゃ、聞いてくる」

哲雄「ちょちょちょ何やってるのおっさん、あのもぉごめんなさい、馬鹿じゃねぇの?」

上司「聞くはタダだろ」

哲雄「タダで捕まるリスク高めてどぉするんですか」

上司「何事もチャレンジだ」

哲雄「人生棒に振るチャレンジはいらないんですよ、今警察に通報されてないだけでも奇跡なんですよ」

上司「お前な型取りしただけでおっぱい触りもしねぇで再現出来ると思ってんのか、おっぱいを馬鹿にするな」

と言い残し園子の所に向かい交渉する。

「我々は人間の乳房を再現する事が目的でして、型取りだけではどうしても不十分な事がありまして、あなたの乳房を助手の北村に触らせて下さいませんか?」

そこに北村が入り「すいませんモデルさん、この人最近まで病気してて本調子じゃないんですよ、何言ってんだおっさんはほんと」

と困惑する北村、そんな北村をよそに園子は唐突に了解する。

突然すぎる告白

仕事が終わった園子は工場を出る。北村は残念そうに、俯くが園子の忘れたピアスを見つけると走り出す。

駅まで追いかけピアスを届けると、さり際の園子の腕を掴みいきなり告白する。

「あなたの事が好きです、好きになってしまいました、僕と付き合って下さい」

なんと園子も頷き付き合う事に。

その後2人は結婚する。

おっさんの死と両角

園子をモデルにしたラブドールはバカ売れし忙しさは4年後も続いていた。

そんな中、おっさんが、会社に来ない。

おっさんは死んでしまった。

おっさんが居なくなり、人手が足りない会社は両角という男を雇った。両角と北村は新素材エラストマーを使った新たな商品の開発に没頭していった。

だがエラストマーの商品の完成間近に両角は裏切り、研究の情報を盗んでしまう。

そして研究は振り出しに。

すれ違い

研究に追われる日々、北村は毎晩遅くなっていた、園子からのメールも返信せず、何度も「話があるの」と言われるも北村は忙しさと、研究が振り出しになった苛立ちから余裕が無くなり、園子と会うことすら少なくなっていった。

そんな中、北村は浮気をしてしまう。

ある日家に帰ると置き手紙が、「お父さんの具合が良くないから2.3日実家に帰る」という内容であった。

だがその後、実家から電話がある。

「園子と連絡が取れないの、園子そこにいる?」との内容であった。

園子も浮気をしていた。

話があるの

遂に園子と話し合うことになる北村。

園子は「てっちゃんはさぁ、結婚した時どぉゆう夫婦になりたかった?、私はね、何でもいい合える夫婦になりたかった、それって難しいよね、言わない方が相手にとっていい事もあるし」「てっちゃん、何か私に隠してる事ない?」と質問する。

そこで、ラブドールの仕事、浮気の話をする。

ここで園子は大切な話をする。

北村は園子に軽蔑されるのが怖かったから話せなかったと語るが、園子はそんな北村に、「軽蔑なんてしなかった、てっちゃんの事を、私の事信用してなかったってことだよ?何年も」言葉に重みを感じる。

夫婦の形とは、何だろう、何でも言い合える仲とは何だろう、それは相手を信用すると言う事かもしれない。

その後園子も浮気をしている事を暴露する。「寂しかったからつい」と。

園子は哲雄を信用しているから浮気の話をしたのか、と思った矢先に、

「2.3日出てたのは浮気じゃない、まぁ信じて貰えないだろうけど、」

哲雄「じぁなに」

「ま、それはいいんじゃない、だって私達、離婚でしょ?私は一人になりたい」

園子は話をしないまま、話を離婚に持ち込むのであった。

本当に話したかった事実

別れる理由が腑に落ちない北村は園子に問いただす、すると園子の口から出てきた言葉は「私癌なの」と。

北村は「何で言ってくれなかったんだ」

園子は言おうとしていた、何度も言おうとしていた、だが北村はその「助けて」に気付いてあげる事ができなかった。

人は忘れてしまう生き物だ、目先の出来事でその人の根底にある優しさを。今の自分の都合のいいように歩いていく、そうゆう生き物だ。

だが、何度でもやり直せる、それも人間の特権である。

死の宣告

園子の癌は転移していた、医者よりもお助からないという話をされる。

そして2人は気付く

先が長くない園子は自分をモデルにしてほし、私が役に立つなら、、と北村にお願いをする。

園子と混じり合いながら北村は園子の体を綿密にスケッチしていきながら、ドールを完成に近づけていく。

園子とベッドで寝ている北村はふと思い出す。園子と見た犬を、だが犬の名前が思い出せない、園子に犬の名前を尋ねると、中々思い出せず、「思い出さなくていい事もあるのかも、覚えてるばかりじゃ悲しい事もあるもん」と園子の痩せ細った体から小さな言葉が溢れる。

このドールは誰の為の物なのか、本当に会社に北村に貢献したいから?それとも寂しがるであろう北村のため?

この園子の思いの塊は何を意図するのであろうか、楽しい思い出は形によって留まり続けるのであろうか。

園子が死んだ。

「永遠に続くものはない、永遠に手に入らない物ばかりだ」北村は呟く。

その後北村は廃人のようになる、園子を求め続け洗濯機の中に顔を埋め自殺もしようとするが失敗する。

そしてドールの制作に再び力を入れる。何日も風呂にも入らず制作に没頭し遂に園子が完成する。

完成したら試さないといけない、、北村は園子を使う事にする。

園子の人形と居ると園子が蘇る、そして園子の死という現実もまた、蘇ってしまうのであった。

「思い出さなくていい事もあるのかも、覚えてるばかりじゃ悲しい事もあるもん」

そんな園子の言葉の、意味を分解してくれているように見える。

北村は犬の名前を思い出す。「ユウコちゃんだ」

どうでもいい事も、大切な思い出も、思い出さなくていい事があるのかもしれない。

登場人物紹介

高橋 一生  (北村 哲雄)

蒼井  優  (北村 園子)

浜野 謙太  (両角)

三浦 透子  (ひろ子)

大倉 孝ニ  (原田)

ピエール瀧  (久保田 薫)

主題歌

never young beach/ 『やさしいままで』

想い合う2人を彷彿させるような優しい言葉がの一つ一つが耳に残る、そんな曲です。

映画を見終わったあとに是非聞いて欲しい、本質を語る言葉達が散りばめられています。

ツイッターでの反応

こんな人におすすめ

●夫婦で是非見て欲しい

●恋人同士でも

●一歩踏み出したい人

●メッセージ性が好きな人

まとめ

思い出は形に残すものでは無いかもしれない、本当に美しい思い出は心の中に閉まっておくべきものだ、形に残る思い出は苦しみもそこに封じ込めてしまう。

心理学的には残して何度も思い出した方が立ち直りは早いみたいだが、時に留まり続ける思い出は人を弱くする。

どうでしょうか、、、

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