©︎)2011 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
少年サンデーより1994年5号から現在連載中の漫画『名探偵コナン』。1996年からはアニメが放映され現在20周年を突破しています。
名探偵コナンは闇の組織によって高校生の名探偵・工藤新一が少年化されてしまい、闇の組織を追いながら数々の事件を解決していく推理漫画です。
今回は、2011年劇場版15作目『名探偵コナン 沈黙の15分』。
富山県にある黒部ダムをモデルにし過去の事件と現在の事件が交差し、謎と解いていく作品となっています。
目次
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劇場版『名探偵コナン』の歴代作品紹介
出典:U-NEXT
劇場版 名探偵コナン 作品 | U-NEXT | TSUTAYA TV/DISCAS | Hulu |
第1作「時計じかけの摩天楼」(1997年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第2作「14番目の標的」(1998年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第3作「世紀末の魔術師」(1999年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第4作「瞳の中の暗殺者」(2000年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第5作「天国へのカウントダウン」(2001年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第6作「ベイカー街の亡霊」(2002年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第7作「迷宮の十字路」(2003年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第8作「銀翼の奇術師」(2004年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第9作「水平線上の陰謀」(2005年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第10作「探偵たちの鎮魂歌」(2006年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第11作「紺碧の棺」(2007年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第12作「戦慄の楽譜」(2008年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第13作「漆黒の追跡者」(2009年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第14作「天空の難破船」(2010年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第15作「沈黙の15分」(2011年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第16作「11人目のストライカー」(2012年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第17作「絶海の探偵」(2013年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第18作「異次元の狙撃手」(2014年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第19作「業火の向日葵」(2015年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第20作「純黒の悪夢」(2016年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第21作「から紅の恋歌」(2017年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第22作「ゼロの執行人」(2018年) |
〇 | 〇 | 〇 |
第23作「紺青の拳」(2019年) |
✕ | △ | ✕ |
〇 ポイントを利用して無料視聴または見放題視聴可
△ 課金のみ視聴可
✕ 無配信
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』あらすじ・ネタバレ・出演キャストなどの作品概要
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』のあらすじ
事件の始まりは8年前の新潟県北ノ沢村にさかのぼります。
幼い少年は黒い影に追われ逃げますが、足を滑らせ崖から転げ落ち、意識を失ってしまいます。
黒い影は崖の上から少年の事を確認するとその場を去ります
そして8年後の現在、東京都知事である朝倉優一郎の元に1通の脅迫状が送りつけられます。
翌日、朝倉都知事は都営地下鉄15号線・東都線の開通式に参加していましたが、開通式の最中にトンネルが爆発されます。
爆発より少し前、コナン率いる少年探偵団は車に乗って移動中に東都線の下を通り、怪しい人影を発見し、スケボーでその場まで行くと爆弾が仕掛けれていることが発覚します。
コナンはすぐに目暮警部に連絡を取り、電車を止め、トンネルの手前で車も止めることに成功し、爆発による死傷者を出さずに済みました。
コナンは8年前の事件を思い出し、朝倉都知事が関与していたダム建設の為に村を湖に沈めた事が気になり、新潟県北ノ沢村へ向かい調査します。
北ノ沢村についたコナンは村出身の立原冬美、遠野みずき、武藤岳彦、山尾渓介、氷川尚吾の幼馴染5人に出会います。
村は移設5周年目を迎えスノーフェスティバルで村が賑わっており、8年ぶりに集まったと話していました。
5人の年齢は34歳でそれぞれ人に隠したい過去を持っています。
8年前、みずきの妹は渓介にひき逃げされ命を落とし、冬美の息子は崖から転落し今でも意識が戻らず眠ったままでいます。
しかし、翌日冬美の息子は奇跡的に目を覚ましますが、彼の意識は8年前のままで崖から転落したことなどの記憶が無くなっており、同時にひき逃げのあった日と同日時だと分かります。
コナンは調査を進め犯人が渓介であると突き止めますが、それと同時刻、氷川尚吾を雪上で遺体として発見します。
渓介はみずきの妹のひき逃げ容疑で刑務所に服役していたのですが、実は別の罪も犯していました。
みずきの妹をひき逃げした夜、宝石店で強盗をし車に沢山の宝石を積み、北ノ沢村のある場所に隠したのですが、冬美の息子である冬馬にその現場を見られ口封じのため命を狙っていました。
そのことを氷川尚吾に知られ脅されたので殺害します。
宝石は北ノ沢村と一緒に沈んでしまったので、ダムを爆破し取り戻そう計画し、ダムの建設をした現東京都知事の朝倉の事を恨んでおり、爆弾の威力の小手調べの為トンネルの爆発をしました。
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』のネタバレ
コナンは渓介から攻撃を受けますが撃退します。
その中、冬馬の記憶が蘇りみずきの姿を見て震えあがります。
冬馬はみずきの妹がみずきに突き飛ばされ道路に出てしまい、その時、渓介の車が来て轢かれてしまう現場を目撃していたのです。
そのことがバレるのを恐れたみずきでしたが、自分の罪を認め後悔し自首するつもりでいました。
そこで事件は解決したと思われましたが、渓介が仕掛けた爆弾が爆発しダムは破壊され式典中の村の方へと流れていきます。
コナンは博士に作ってもらったスノーボードに乗り使用されていないスキー場に行き、斜面に衝撃を与え雪崩を起こします。
雪崩により大量の水は進路を変え水路に入っていき、村への直撃は避けられましたが、コナンが雪崩に飲み込まれてしまいました。
雪崩に飲み込まれて助かるまでの時間は15分。
蘭や少年探偵団たちは必死にコナンを探しますが見つかりません。
時間はどんどん過ぎていきタイムリミットまで残り1分。
蘭が大声で叫ぶと、コナンは気付き薄れゆく意識の中で博士の開発したベルトの中に埋め込まれたサッカーボールを噴出し、コナンはタイムリミットぎりぎりで発見されました。
その後、渓介が盗んだ宝石はダムで沈んだ渓介の実家から発見され、順調に回復したコナンは村の人たちに挨拶し、また平和な日常に戻っていくのです。
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劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』の登場人物
江戸川コナン (高山みなみ)
毛利蘭 (山崎和佳奈)
毛利小五郎 (小山力也)
鈴木園子 (松井菜桜子)
立原冬美 (飯塚雅弓)
山尾渓介 (難波圭一)
氷川尚吾 (関俊彦)
遠野みずき (朴璐美)
立原冬馬 (宮田幸季・三瓶由布子(小学生時代))
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』の主題歌
B’z 『Don’t Wanna Lie』
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』Twitterでの反応
キキ役の高山みなみさんといえばコナンくん。
大震災後の2011年4月16日公開の第15作目が「名探偵コナン 沈黙の15分」
キャッチコピーは
「生き延びるんだ、絶対に…」
「ラスト15分、予測不可能!」
「生きてたら、また会えるぜ」
まさに今を象徴する言葉
ピンチにはみなみさん参上💕#魔女の宅急便 pic.twitter.com/RBkIuerVIv— トウカイテイオー💕@天才ウマ娘 (@nekosen_saki01) March 27, 2020
そんな訳で、私にとって沈黙の15分てすごい衝撃作。ああ名探偵コナンてこんなに面白いんだ、かっこよすぎるよ…って気づかせてくれた作品です。だから沈黙の主題歌であり当時OPでもあったDon't wanna lieは何度聴いたか分からない思い出の曲T_T大好き!>RT
— Mayu(❁˙˘˙❁)@コナン (@ttr_mysi_4869) November 18, 2016
名探偵コナン~沈黙の15分~
感想
演出が派手すぎるという印象。結果論で事件は単純だが、テロ並みの犯行が全体の不安定さを感じさせる。スケボのシーンは見応えあり。生存フラグが平凡で面白みに欠けてしまい、派手すぎる演出のため感情移入しづらかったが、コナンを探す場面は感動した。4.5点— 映画感想140bot (@movie2impressi1) October 20, 2016
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』はこんな人におすすめ
・アニメ名探偵コナンが好きな人
・推理小説ものが好きな人
・ハラハラドキドキが好きな人
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』の感想

映画『名探偵コナン』第15作「沈黙の15分」は私の個人的な感想ですが、シリーズで一番泣ける感動映画でした。映画を見る前まではまさかこんなにも感動する映画だとは思ってもいなく、当たり前にいる人の大切さやありがたみを感じることができる映画です。
ストーリーは昔泥棒をしていた人が村に盗んだお宝を埋めていたが、警察に捕まっている間にそこの村のダム建設の話が進み、ダムの底に埋まってしましました。それを後から掘り起こすために村に帰って来ていた人とコナン達がでくわし、ストーリーが進んでいきます。この映画の1番のおすすめは、最後のシーンです。
雪崩が起きてしまい、コナンがみんなを雪崩から救おうと自分が犠牲となり雪崩に巻き込まれてしまいます。そこでみんながコナンを探すのですが、その時に各キャラクターとコナンとの思い出や言葉が流れてとても感動できます。喧嘩してしまってそのまま仲直りもせずにその人が死んでしまい会えなくなってしまう後悔。たくさん遊んで思い出たくさんの人がいなくなってしまう悲しみ。愛する人が目の前でいなくなってしまうとてつもない悲しみや絶望。
自分のことではないのですが、映画を見ていて自分にも起きる可能性があることなのでとても感情移入してしまい。いつの間にか涙があふれていました。愛する人や大切な仲間に改めて感謝の気持ちを述べることができるようになる映画でした。個人的には絶対に見てほしい映画の1つです。

沈黙の15分は映画全作見た中で一番感動する映画だなと思いました。たまたま東都線の真下のトンネルを走っていて怪しい人物と爆弾に気付いたコナンのおかげで最悪の事態は免れてよかったし、細かいことを見逃さないコナンはやっぱり凄いなと思いました。
新潟の村とダムがメインになっていて色んな試練が起こるがコナンは少年探偵団のみんなと乗り越えるところも凄くみどころです。
元太と光彦が言い争いになっていた時にコナンが(一度口から出してしまった言葉はもう元には戻せないんだぞ言葉は刃物なんだ、使いかたを間違えるとやっかいな凶器になることばのすれちがいで一生の友達を失うんだよ二度と会えないかもしれない)と元太と光彦に言ったコナンの言葉は名言だなと思ったしこのコナンの言葉で感動しました。
コナンたちはダムの爆発が防ぎきれなくて村に水が流れこもうとしていてコナンは皆を守るためにスケボーでわざと雪崩を起こして水の流れを変えて凄いなと思ったけど、コナンが雪崩に巻き込まれてしまって蘭や少年探偵団や小五郎たちも一生懸命探していて蘭は手から血が出るくらい掘っていてコナンは凄く大事な存在だしコナンも命がけで雪崩を起こしてみんなを守って感動したし泣いちゃうくらい凄くいい映画でした。

南の地域に住んでいるので、雪景色がとても印象的でした。ダイヤモンドダストも雪のレジャーも経験がないので、本作をみてもっと憧れが強くなりました。
今回は推理シーンが全てモノローグの様にコナンの解説で、移動中だった事が珍しいなと思いました。「少年探偵団」の子ども達のみで行動する場面がとても多く、雪深い中で危険が迫る中なのでハラハラしました。回想シーンから始まり、それが小さな少年が逃げる所なので危ない状況が繰り返されていると感じて背筋が寒くなりましたが、それが程よいスリルになり面白かったです。
爆発シーンもとても多く、冒頭の地下鉄トンネルやロッジ近くのダムなど、犯人が明らかになっても危機迫る場面にコナン達は見舞われますが、それらを切り抜くところに圧倒されました。
そのダムが、都知事が大臣だった頃に村を移させて出来たもので…という事がわかり調査に乗り出す、という話でしたが、ダム建設は作中の数々の事件とはほとんど関係がなかった様に感じました。コナン達がロッジを訪れるきっかけにはなったかも知れませんが、殺人事件との関連が爆発のテストより他にもっと登場人物の人間関係に絡めた動機でもよかった様な気がします。
途中で地元警察の事情聴取の場面があり、ゲスト声優として戦場カメラマンの渡部陽一氏が出演していて、彼の独特の語り口調は全ての物語の内容を飲み込むほどインパクトが大きく、素晴らしいみどころだと思いました。

これまで数多くの作品で、仲間を助け、見ず知らずの人を助け、時には犯人をも助けてきた主人公であるコナンが、まさに時間との戦いといった危機に見舞われる珍しい一作です。そして、そんな彼が危機に瀕した理由も、やはり人を助けるため。
犯人の仕掛けた爆弾により、ダムが決壊、水に飲まれようとする村を、雪崩でせき止めようという、常人には思いつきもしないような策による結果でした。そんな、絶対に諦めない、あらゆる手を尽くしてでも人を救うのだという彼の姿勢には、改めて胸を打たれるものがありましたが、もうひとつ深く感じ入ったのが、この映画の宣伝ポスターに書かれた「生き延びるんだ、絶対に」というキャッチコピーでした。
そうです、コナンという主人公は、他者の命を決して軽んじない一方で、自らの命も大切に考えているのです。何があっても生き延びる、そんな信念を貫いているからこそ、他者を救う勇気も湧いてくるのかもしれません。
私たちのような、決して他者を救うことなど出来ないかもしれない凡人が、「いつ死んでも良い、明日は生きているかわからない」などとニヒルに決め込んでいる場合ではありません。今一度、彼の姿勢に学び、生きることの大切さを考え直さなければならない。そんな大切なことに気づかせてくれる、素晴らしい一作でした。

まだ幼い子供を追いかけ回す狂気の犯人と、その果てのアクシデントで意識不明となり、気の遠くなる年月を失った少年。そして彼が意識を取り戻し、少年探偵団や昔の仲間達と触れ合うなかで、少しずつ明るさを取り戻していく。前半部分はそんな形で、非常に繊細かつ、心理的な怖さを感じさせる内容になっています。
いつものコナン映画に比べて、人が多く死んでいくわけではないものの、内容が重いな、という感覚でした。そして、そんな前半と対比されるかのように、後半は洪水による崩壊の危機が起こり、それを防ぐべく雪崩に巻き込まれたコナンが生死の境を彷徨います。この対比が、意識しないと気がつかないものの、非常にうまいなと唸らされます。
前半は、少年と犯人という限定的なスケールながら、数年間という時を失うという、規模は小さいけれど時間の尺度は大きいという作りになっています。ところが後半は、村全体が波に飲まれるかもしれないという大きなスケールのもと、反対に残された時間は常にわずかという作りになっています。
急がなければ村が滅んでしまう、急がなければコナンが死んでしまう。たいへん面白い対比でした。そしてまた、雪崩に巻き込まれたのは主人公のコナンですから、死ぬわけがないことは最初からわかりきっています。それでも、彼を助けようと必死で素手で雪をかく仲間達の姿を見ると、涙せずにはいられませんでした。1人の存在が、どれだけ多くの希望を人に与え得るかといった気持ちになり、考えさせられる映画でした。

劇場版「名探偵コナン」作品におけるコナンのアクションが、いわゆるチートになってきたと思われる先駆けだった、という印象が強く残っています。
犯人が高速道路のトンネルで不審な人影を一瞬で認識する、爆弾の存在を察知して、スケボーで高速道路を逆走する、あげくは破壊されたダムから流れ出る鉄砲水を、雪崩を起こして食い止めようとする・・・いやいや、もはや人間業のレベルを超えているでしょう!という圧巻のスケールで、正直コナンの一番の醍醐味である推理については、あまり頭に入ってこなかった点が残念だったな、と思いました。
また、この作品の犯人は、私の中で最も残忍極まりないやつだったという記憶があります。
トンネルの爆破によって巻き添えになるであろう自動車や電車に乗っている人たちや、ダムを破壊することによって濁流に飲み込まれるであろう村人や観光客たち、不特定多数の無実な人たちの命を平気で切り捨てようとする、それも自分が過去に人を殺して手に入れた宝石を取り戻す、ただそれだけのために。
こんな残虐非道な人間は、ぜひアニメの世界だけにしてほしい、と切に思いました。
しかし、一方で少年探偵団や記憶を失った少年、立花冬馬たちはこの作品の中における希望として描かれている点はよかったです。
ふとしたことから、あやうく絶縁になりかけた元太と光彦を、「言葉は刃物なんだ。一度口に出してしまったら、取り返しがつかない」といって諫めたあと、二人はロッジで
幼馴染であった大人たちが目の前でつかみ合いや罵り合いをするのを目の当たりにしています。
きっとそのシーンは、二人の心に、もしあのまま仲違いしてしまっていたら、将来自分たちもこうなってしまう、という現実味をもって迫るシーンだけに、同世代の子供たちにも強いメッセージになったのではないかと思います。

8年前に一人の少年が崖から突き落とされるシーンから物語は始まります。そして、政治家の朝倉氏が選挙に再選したことから脅迫状が送られて、事件解決の為、小五郎に依頼が来ていた。
翌日、朝倉氏が参加したトンネルの開通式で爆破事件が起き、大きな騒ぎに発展してしまうもコナンが絶妙の判断力と推理力で人命を防ぎます。コナン達は新潟県のダム工事に関する遺恨が原因とみて調査を始めますが、フェスティバルで知り合った5人組から情報を聞き、捜査を進めた翌日、がけから落とされていた少年が8年ぶりに目を覚ました。
この日にひき逃げ、発砲事件が発生しています。ここに関係性はあるのか?ストーリーが深まります。その後、氷川の遺体が雪原で発見される。フェスティバル会場も爆破事件で混乱するが、コナンはダムの爆弾を発見します。
山尾が宝石を盗んだ残りを爆破によって回収しようとしていた。少年を追っていたのはみずき。原因は妹を雪山から突き落としている所を少年に見られてしまったからだった。犯人は捕まったが、爆破スイッチは始動しておりコナンは阻止にかかる。スキー場の雪を使い雪崩を起こして村を救おうとするがコナンも巻き込まれます。雪崩から人間を救うには15分とされており、みんなで必死に探すが、最後は蘭が携帯を鳴らして助けてくれたシーンでは入り込んで観ていたせいか本当にほっとしました。

都知事に届いた脅迫状から始まり、新地下鉄が爆破されるシーンは迫力があります。「コナン」の機転で最悪な事態は免れましたが、現実に起きた事故だったらものすごい騒ぎになっていたでしょうね。
舞台は新潟県の北ノ沢村です。8年ぶりに会う北ノ沢村出身の5人。久しぶりの再会の理由は「山尾」が「遠野みずき」の妹、「なつき」をひき逃げで死なせてしまったことでした。でも事実はひき逃げをする前に宝石強盗をし、その宝石を隠すために北ノ沢村に向かっていたところひき逃げ事件を起こしてしまいます。そして「なつき」が亡くなったのは「遠野みずき」が言い争っていて突き飛ばしたところに「山尾」の車が衝突したのです。その現場を「立原冬美」の息子、「立原冬馬」が目撃してしまい、」何者かに追われ、崖から転落してしまい、それ以来意識不明でした。寝たきりだったのですが「コナン」たちが遊ぶ声で目が覚めました。8年も寝たきりだったのに立ち上がり、歩けることに驚きです。
ダムを破壊して宝石を探したかった「山尾」の犯行をコナンに見破られてしまいます。でも爆弾のスイッチが起動してしまいます。その先には北ノ沢村があり、絶体絶命のピンチです。でも「コナン」は雪の上でも走れるように改造されたスケートボードでダムから流れ出す水を近くにあるスキー場の雪で雪崩を作り出し止めます。雪崩に巻き込まれた「コナン」を「蘭」が見ていました。雪崩に巻き込まれたらタイムリミットは15分で生死が分かれることを知っているみんなが探しているシーンは手に汗を握ります。
雪の中にいる「コナン」をみんなが必死で探す中「蘭」の叫び声に意識を取り戻した「コナン」が居場所を伝えるシーンは感動しました。
雪に対応できる高機能スノーボードがすごいですが、ダム決壊による水流を雪崩で食い止める「コナン」がすごいです。あれだけのスノーボードを自在に操れることに驚きです。現実でしたら世界的ニュースになっていると思います。
「沈黙の15分」の映画は迫力がありました。
ちなみにゲスト声優は渡部陽一さん 渡刑事役で出演しています。現実の渡陽一さんと同じでとってものんびりとしたしゃべり方です。

この映画での見どころは、事件の中に隠されたもう1つの真実、ど迫力の雪山シーンだと思います。
コナンくんの推理でも隠されていた真実が記憶を取り戻した冬馬くんによって語られます。コナンくんでもわからないことがあることに驚きました。見事に一本の線に繋がったと思ったのですが、驚きです。
ど迫力の雪山シーンでは、特にダムの水の流れる方向を変えるためにコナンくんがスノーボードに改造されたキックボードを滑っていくシーンが1番ドキドキしました。ダムの水の勢い、雪崩の脅威、本当に目が離せません。雪に埋もれてしまったコナンくんをみんなで探すシーンは、実際は沈黙の15分よりも短かったのですが、それでも長く感じました。…雪に埋もれた中でボール射出ベルトまで手を動かせるものなんだ…とは思いましたが、そこはアニメなのでご愛嬌ですね。
また、「言葉は刃物なんだ」というコナンくんの言葉が心に残っています。使い方を間違えると凶器になり、言葉のすれ違いで、一生の友達を失うこともある、というものですが、その通りだと思いました。この映画を見てから、自分の発言を気にかけるようになりました。
コナン映画15作目の沈黙の15分と記念映画ということもあり、見どころ満載でした。

劇場版名探偵コナンの作品としては15作品目にして初めて季節が冬の作品です。
それだけでもとても印象深い作品なのですが、この作品の一番の見どころはやはり何と言ってもラスト15分に凝縮されていると思います。
犯人によって引き起こされた雪崩を止めるためにコナンが奮闘し、そして結果雪崩に巻き込まれてしまったコナンを皆で必死に探し回るあのシーン。
特に蘭役の山崎和佳奈さんの演技が圧巻で、あのシーンは何度見ても涙が出ます。コナンは主人公なので助かるという結末はなんとなく分かっているものの、実際に最後に助け出されたコナンとコナンを抱き上げた蘭のシーンは必見です!
事件自体は犯人がかつてないほど最悪のレベルで、私利私欲のために鉄道を破壊するわ、ダムを破壊して故郷の街を水で沈めようとするわ、何一つ同情できる部分がありませんでした。というより、正直さすがに少し無理があるのではないかとさえ思いました。
しかしさすがの劇場版というのか、爆発のシーンは圧巻でした。破壊力がありすぎて爆発するたびにドキドキしたものです。
そういうシーンも含めてですが、全体的にうまくまとまっていると思いますし、個人的にはやはりラスト15分で全てを持っていかれましたので一度は見てほしい作品です!

ストーリーは、さっぱりまとめられていた印象です。映画のタイトルも江戸川コナンに光が当たっているなと思いました。季節感は冬だと、とても感じることが出来るようになっています。
少年探偵団の元太くんと光彦くんのささいな喧嘩のシーンでも、コナンくんは名言を伝え、他の登場人物でも、友情、信頼関係の大切さが上手に表現されているなと思いました。
また、どんな時でも毛利蘭は工藤新一のことを考えて、ラブな要素も含めてくれているところは好きです。殺人が頻繁に起きるわけでもなく、トリックが難しいわけでもない作品だと思いました。
その為、あまり深く印象に残る作品でもないのですが、ストーリーの流れや、まとめは、観ていて納得のいくものになっています。影像はとても綺麗で、季節は冬なのでダイアモンドダストや、雪、スノーボードを運転しているところ、雪崩が起きる場面は、とても影像が綺麗だと思いました。音が無くなる瞬間は、観ている側も息を止めてしまいます。クライマックスは、登場人物たちの人柄の良さ、江戸川コナンの人望が暑いところも表現されていましたので、とても感動し、安堵しました。事件の内容については、もっとダークなものでも良かったのかなとは思います。

最初からコナンがキレキレでトンネルに爆弾仕掛けられているのにすぐ気がついてすごいなと感激してしまいました。普通に車に乗っていて気がつくコナンの動向ってどうなっているのかなと思ってしまいました。
そんなコナンが今回は危ない目に遭ってしまうのでハラハラしました。
雪崩を起こしてみんなを助けようとするコナンがまさか雪崩に巻き込まれてしまい、見つからなければ凍死してしまうという状況に涙が出ました。
特に蘭が必死に探していて、手から血が出ても雪をかけ分けてコナンを見つけようとしている蘭の姿に涙が出ました。
そして蘭が電話をした時に着信音が微かになった時はこれで助かると安心しました。それだけでなく、意識があったコナンがサッカーボールを打ち上げた時は博士に感謝しました。博士の発明のおかげで助かることは今まで何回もありましたが、今回は本当に博士に感謝しました。
またハラハラしているばかりではなく、きゅんとするようなシーンも遭って面白かったです。
蘭が新一に電話している時にコナンが近くにいて蘭と会話をしていてお土産の候補を雪に書いているシーンはなんだかほっこりしました。
こんなに近くでいつも見守っていると気付いてくれたかなときゅんとしました。
劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』のまとめ
劇場版コナン15作目”沈黙の15分”。今回のコナンは雪山が舞台。
小さな村で起こった幼馴染による、不運な殺人事件をコナンが解決していきます。
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